管理栄養士として働いている方の中には、なかなか自分の仕事に楽しさを見出だせない人もいらっしゃるのではないでしょうか?
仕事を楽しいと感じる感覚は人それぞれではあるものの、やはり仕事が楽しいと感じなければいずれ辞めてしまいたいと考えてしまうこともあるはずです。
そこで今回は、管理栄養士の仕事が楽しいと感じる瞬間から、逆にツラいこと、そして管理栄養士として仕事に対しやりがいを持ちながら働ける職場についてご紹介していきます。
管理栄養士の仕事が楽しいと感じる瞬間は?
管理栄養士として働いている際に、楽しいと感じる瞬間はあるのでしょうか?
食事の楽しさが伝えられたと感じる時
管理栄養士は多くの方に対して栄養バランスに優れた食事を考えたり、一人に対してその人に合う献立を考えたりすることが主な仕事になってきます。
例えば腎臓病の患者さんでこれまで特に気にせず食事をしていたのに、これからはタンパク質のとりすぎに気を付けたり、食塩を制限したりする必要があります。
特に食塩を制限してしまうと、どうしても食事に味気なさを感じてしまうという患者さんも多いのですが、管理栄養士として満足しやすい献立を作ることで、味気なさをカバーすることは可能です。
うまく調整し、その患者さんから「想像していたよりも普通に美味しかった」と声を掛けてもらえたら、管理栄養士として嬉しい気持ちになるのではないでしょうか?
そして、改めてその患者さんに食事は大切なんだということ、工夫すれば制限中でも食事を楽しめることを教えられることでしょう。
それがしっかりと伝われば、管理栄養士の仕事を楽しいと思える瞬間に出会えるかもしれません。
知識を深められた時
管理栄養士は様々な知識を必要とする資格です。
例えば栄養素のことだけを学ぶのではなく、どうすればバランスの良い食事をとることができるのか、栄養素も調理方法によっては吸収率が変わってくるので適した食べ方、さらにはライフステージごとの目標となる栄養摂取など、栄養面だけで幅広い内容の知識が必要です。
さらに、栄養面だけではなく管理栄養士と成ると栄養士とは異なり、食事療法も行うため人体や病気、薬学に関する知識も必要とするケースもあるでしょう。
管理栄養士はこのように幅広い知識を持ち合わせ、そして新たな情報も常にリサーチしておく必要があります。
自分の知識が深められることで、その知識を活かし献立や栄養管理・栄養指導に役立てられるとなると、楽しさも増えることでしょう。
逆に何も学ばない環境になってしまうと、新たな情報を活かすことができなくなってしまい、仕事への楽しさややりがいが見つけられなくなってしまうかもしれません。
管理栄養士として仕事が楽しくなる瞬間は、やはり栄養管理や栄養指導を行っている方が喜んでくれる時が一番なのではないでしょうか?
一生懸命行ったことが報われているようなそんな気分になるのかもしれません。
管理栄養士の仕事はツラいこともある?
では、逆に管理栄養士の仕事をしていて、どんなことにツラさを感じてしまうのでしょうか?
同じ資格を持つ人が職場内に少ない
介護福祉施設や幼稚園などになると、管理栄養士は1人いれば良いため、必然的に管理栄養士は1人になってしまうことがほとんどです。
施設規模が大きかったり、病院や大企業になってくるとそのようなこともないのですが、基本的には1人になることが多いです。
しかし、管理栄養士の仕事はかなりたくさんあります。
調理場に入ることもありますし、献立作成から発注など様々な事務作業もこなさなくてはなりません。
それに加えて仕事の責任が全て自分に降り掛かってきてしまうのですから、かなり大変な仕事だと言えるでしょう。
きちんと認識されていない
実は管理栄養士という仕事が周囲の人たちにきちんと認識されていないという点も、管理栄養士を孤立させてしまう要因の一つと言えます。
よく認識されていない、というのはどういうことなのでしょう?
例えば、周りの人に「管理栄養士はどんな仕事をしていると思う?」と聞くと、十中八九「献立を作る人」と言われてしまいます。
献立を作る人は間違いではないのですが、管理栄養士はその作業しか行っていないと思われてしまいます。
実際には様々な業務をこなさなくてはならない、とても重要な仕事であるのに、軽視されてしまう傾向にあるのです。
なぜこのようなことが起きてしまうのかというと、栄養士と管理栄養士の区別が付かないということが挙げられます。
中には管理栄養士のことを「栄養士をまとめる人」と勘違いしている方もいるようです。
このように、周りの人から管理栄養士がどういった仕事をしていてそれがどれほど大変なのか、という部分が見えないことで軽視されてしまい、管理栄養士にかかる負担も大きくなってしまうのです。
ちなみに、施設長などの立場であっても管理栄養士の仕事についてきちんと理解していない方は多く、管理栄養士としての仕事以外に雑務を任せる方もいます。
そういった部分からさらに管理栄養士の仕事はツラくなってきているのかもしれません。
給料が思ったよりもらえない
様々な業務をこなさなくてはならない管理栄養士ですが、実は国家資格の中でも給料が低いと言われています。
もちろん、これは働く職場によって異なりますが、施設によっては勤続年数が10年以上であっても額面は20万円以上にはならならいケースも見られます。
それでいて施設に1人しかいない場合が多いので、休日も少ないケースがあります。
管理栄養士手当は基本的に5,000円という場合が多いです。
専門性の高い国家資格であるにも関わらず、思ったよりも給料が低いという点は、さらに仕事へのやりがいを削ってしまう部分につながるのではないでしょうか?
管理栄養士の仕事は上記のようにツラいと感じてしまうこともたくさんあります。
しかしこのツラさは働く環境を変えることによって、改善される可能性もあると言えるでしょう。
管理栄養士として働いている今の職場は本当に自分と合っているのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。
ツラいこともあるけど…管理栄養士はやりがいもある仕事!
ツラいと思いながらも管理栄養士の仕事にやりがいを感じる人も多いです。
なぜツラくても管理栄養士を続けたいと思うのか、やりがいについてご紹介しましょう。
栄養士の時よりも対応の幅が広がる
管理栄養士は栄養士の上位資格なので、栄養士だった時よりも高度な栄養指導を行うことができます。
特に病院や老人保健施設などで働く場合、栄養管理が患者や入居者の健康面大きく影響するので、管理栄養士として学ぶ知識が求められます。
対応できる範囲が増えれば人の役に立っている仕事だと実感を得やすくなるので、仕事に対してやりがいを感じてくるわけです。
感謝されることがある
自分達は当たり前の仕事をしているだけかもしれませんが、管理栄養士の仕事により感謝している人は少なくありません。
食事は栄養と一緒に美味しいことが前提であり、管理栄養士はそのバランスを考えて献立を考えています。
美味しい食事は人の心を豊かにする力があり、病院や施設で過ごす人々の元気にもつながっているのです。
なので、「美味しい」や「いつもありがとう」と感謝された時に、管理栄養士をやってて良かった、楽しいと感じることができるでしょう。
職場の幅が広がっている
管理栄養士の職場と言えば幼稚園・保育園、学校、病院、介護施設がスタンダードですが、近年は様々な企業や施設でも管理栄養士が求められています。
例えば、美容やダイエットに特化した食品をつくるためには、栄養学の知識が必要なので管理栄養士の知識が役立ちます。
他にもエステサロンならトリートメントや美容機器での施術に合わせて、美容に役立つ栄養管理を指導すれば、お客さんの満足度もアップするでしょう。
最近はインナービューティーサロンやダイエットサロン、ダイエットレストランなど、食事から美を引き出すことに特化した専門店も増えているので、管理栄養士の求められる環境は増えているのです。
職場の幅が広がっていることも、新しい仕事にチャレンジできるという点でやりがいにつながっています。
プロラボホールディングスで自分らしく、輝ける仕事を始めよう!
管理栄養士で美容やダイエットに興味があり、その分野で仕事をしてみたいと思っていませんか?
上記で説明したように、管理栄養士は様々な分野で求められており、特に美容と栄養・食事は関わりが深いことから、美容分野で必要とされています。
もし美容分野で活躍したいと考えているのであれば、プロラボホールディングスで自分らしく働いてみませんか?
専任アドバイザーになれる
プロラボホールディングスではインナービューティーサロンを運営しています。
そこでは食事指導、サプリメント指導、ファスティング指導を軸に、サロン利用者にインナービューティーのアドバイスができます。
エステプロラボでは専任担当アドバイザーとして、自分の担当をするお客様に寄り添い、それぞれが目標にしているゴールまでサポートする仕事が可能です。
カウンセリングを通じて直接お客様の反応が分かるので、自分のアドバイスで美しくなったと実感できれば、達成感を得ることにやりがいや喜びを感じるでしょう。
商品プロデュースで大活躍
プロラボホールディングスではサロンで使用される専門商品をプロデュースしており、管理栄養士の知識を活かして商品プロデュースに関わることができます。
実際の商品を使用する人はもちろん、商品を導入するサロンの利益にもつなげていくため、原料の選定から製品の完成まで妥協のないプロセスで製品づくりを行っています。
高品質で安全、最大限の効果を引き出す商品をつくるためには、原料や栄養の厳選が大切です。
管理栄養士は自身の持つ知識を厳選に活かすことができ、高クオリティな製品づくりに貢献できるでしょう。
栄養酵素学の講師として活躍できる
サロン向けに開発された商品はカウンセリング販売を必須または推奨しているため、各サロンが取り扱うためにはプロラボホールディングスが認定を得なければなりません。
商品は第三者研究機関の臨床試験データによって安全性や効果は認められていますが、それゆえに好転反応が出る可能性があります。
その説明が利用者に伝わらないとクレームにつながるので、カウンセリング販売を必須にしており、取り扱いできるサロンや代理店は認定を得たお店だけと制限しているのです。
認定は全国各地で実施される登録講習会や指定講習会の受講によって行われており、年2回以上指定講習会を受ける必要があります。
管理栄養士がプロラボホールディングスで働けば、栄養酵素学の講師という立場で活躍することができるでしょう。
活躍のフィールドを世界に広げられる
インナービューティーは世界に広がっており、プロラボホールディングスも普及に大きく貢献しています。
パリコレに出展経験がある「アンリアレイジ」の公式サポートを務めており、参加モデルが最高のコンディションでパリコレに挑んでもらうため、自社商品の提供を行っているのです。
さらに、2017年のアカデミー賞ではシークレットパーティーにプロラボホールディングスが参加しており、そこでトップモデルやハリウッド女優、ノミネート作家などに自社商品を紹介したところ、称賛の声を得ました。
海外での認知度や支持も増やしているので、いずれは世界に活躍のフィールドを広げることができると期待できます。
アスリート向け商品の開発
管理栄養士が求められているのは美容だけではなく、スポーツやフィットネスでも必要とされています。
プロラボホールディングスはメジャーリーガーの岩隈久志選手が監修を務める「IWA ACADEMY」と業務提携をしています。
IWA ACADEMYではアスリートの健康を重視した商品をプロデュースしており、プロラボホールディングスも製品開発の関わっているのです。
なので、アスリート向け商品の開発にも管理栄養士の知識が必要になってきます。
管理栄養士の仕事のツラさや楽しさ、やりがいは理解してもらえたでしょうか?
もし今の職場でやりがいや楽しさを感じていないのであれば、思いきって転職してみると解決できるかもしれません。
プロラボホールディングスでは管理栄養士が働ける仕事がたくさんあり、積極的に採用しています。
美容関連の仕事に興味がある方は、転職先にプロラボホールディングスを考えてみてはいかがでしょうか。