羽田空港での管理栄養士の求人は?各航空会社の機内食に関する仕事をチェック!

管理栄養士 機内食

管理栄養士は、人間が生きていく上で欠かせない食・栄養に関する資格を持つ人のことを言います。
食と栄養、そして健康は密接な環境にあり、豊かな日々を暮らしていく際には栄養面に気遣わなければなりません。
そのため、食事が提供される病院や保育園、学校や施設などで管理栄養士の資格が役立っているのです。
最近は、健康と美を意識する人が増えていき、スポーツ業界や美容業界でも注目される職種となっています。

そんな管理栄養士ですが、実は飛行機の機内食でも資格を発揮できることをご存知でしょうか?
今回は、管理栄養士と機内食との関係を紹介するとともに、羽田空港などの求人についても説明していきます。
管理栄養士としての資格を様々な場面で発揮したい方は参考にしてください。

管理栄養士の求人はどんなものが多い?

管理栄養士は、主に栄養管理や指導を仕事内容としています。
管理栄養士の資格を活かすには、どのような職種が中心となっているのでしょうか?

・病院などの栄養管理
・学校や保育園などの献立作成、給食調理
・子どもへの食育指導
・栄養相談や管理

管理栄養士は、給食が提供できる場所(病院、高齢者施設、学校、企業の食堂、保育園など)で、その人たちの健康状態や年齢などに合わせた食事と栄養を管理します。
そのため、スポーツジムやトレーナーとしてアスリートの健康管理をすることもあります。

また、食事のバランスや質が美容にも関係することから、近年美容業界でも管理栄養士の資格が注目されているのです。
このような理由から管理栄養士の求人は給食が必要な施設を中心に、一般企業、公務員、スポーツ業界、美容業界などで増えています。

管理栄養士の求人は羽田空港でもある?

羽田空港

管理栄養士は栄養に関するスペシャリストであり、国家資格保有者です。
この資格を活かして、世界と日本を繋ぐ羽田空港で働きたいと考える人もいるでしょう。

しかし、このような資格を求める職種は病院や施設など、一般的に給食産業と言われる分野に集中しています。
最近はスポーツ業界や美容業界でも求められる傾向ですが、空港から直接的に求められる求人数は圧倒的に少ないのが現状です。

もし羽田空港をはじめとする空港で管理栄養士を求める場合、機内食に関わる栄養士業務となるでしょう。
ただし、羽田空港などの空港で管理栄養士に関係する求人はほとんどなく、見つけるのが困難です。

Point

このような理由から、羽田空港をはじめとする空港で管理栄養士の求人を探すより、各航空会社で検索した方が見つかりやすいでしょう。

羽田空港に乗り入れる航空会社の求人は?

羽田空港は、国内線と国際線が乗り入れる日本のハブ空港です。
国内線ならJAL、ANA、スカイマーク、エア・ドゥなど、国際線ならアメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空などが就航しています。

羽田空港に乗り入れる航空機の数は多く、これらの飛行機内では機内食を提供しているものもあります。
飛行機で提供される機内食についても、管理栄養士の監修やメニューの考案が必要になってきます。

そのため、羽田空港に乗り入れている航空機の会社から管理栄養士の資格を活かせる求人を探してみるのが良いでしょう。

管理栄養士の資格を羽田空港で活かせる?

管理栄養士の資格を活かしたいなら、羽田空港にも乗り入れている航空会社の機内食製造をチェックしてみましょう。
ここでは、ジャルロイヤルケータリング株式会社とANAケータリングサービスについて紹介していきます。
どちらも羽田空港に乗り入れる飛行機なので、管理栄養士の求人を羽田空港で探している方はチェックしてください。

求人

ジャルロイヤルケータリング株式会社

ジャルロイヤルケータリング株式会社は、「安全で高品質な機内食」であることをモットーにして食事を提供しています。
航空会社で最高のサービスを感じてもらいたい一心で、食を通したお客様満足度を高めていこうと考えています。

国際線機内食の調理、オリジナルメニューの開発、機内食のコンサルティングなどを含めた業務を担っている会社です。
ここでは、管理栄養士に関係してくる業務を抜粋して紹介していきます。

国際線機内食の調製

国際線は乗る時間が長くなりがちです。
そんな時でも楽しく味わい深い料理が提供できるように、四季折々のものが手に入れられるよう、お客様満足度を追求していきます。
安全で美味しく思える機内食となるよう、日本や世界から取り寄せた上質な食材にこだわり、搭乗クラスと路線によって毎回提供するメニューを調整しています。
繊細な味わい、きめ細かい盛り付けなどすべてに意識を配り、美味しくなった時に届けるようにしているのが特徴です。

すべての過程で衛生管理を徹底

管理栄養士は、メニュー開発や調理、提供までのすべての過程で衛生管理を徹底しています。
社内監査以外にも、行政や外部の専門機関から監査を受けて、要改善事項などがあれば早急にフィードバックできる状態を作っています。
このように厳しく徹底した管理によって、2017年3月には東京都食品衛生自主管理認証制度に基づいた本部認証も受けています。

企画と開発

ジャルロイヤルケータリング株式会社では、年に2回のプレゼンテーションを行い、和食、洋食を含めて季節を意識したメニュー開発と提案を心掛けています。
スタンダードから創作料理まで幅広くあり、お客様に対して安全と安心を届けられるようなメニュー開発をしていきます。

また、海外発便の機内食に関しても嗜好が変わってくるため、状況を考えながらメニューを検討しているのです。
管理栄養士の資格があると、栄養面と素材の持つ味などを考えながら栄養価の高い機内食の開発に役立つでしょう。

◎求人について

ジャルロイヤルケータリング株式会社は、千葉県成田市に本社を構える会社です。
現在、管理栄養士としての求人は見つかりませんでした。
しかし、機内食の調製を含め、管理栄養士の資格が役立つ求人がありました(2023年4月現在)。
ここでは求人内容を簡単に紹介しましょう。

職種:調理アシスタント(パート・契約社員)
仕事内容:機内食製造、調理業務
就業時間:パート(7:00〜16:00、8:00〜17:00、12:00〜21:00)、契約社員(6:00〜23:00の間の8時間、シフト制)
休暇:週休2日制(シフトによる、応相談)
福利厚生:交通費支給(月額65,000円上限)、社会保険完備、制服貸与、研修制度あり、JALグループ持株会(入会資格に基準があります)

ANAケータリングサービス

ANAケータリングサービスは「その先の笑顔のために…」を理念に、和・洋・ベーカリー部門を設けています。
レストランやホテル、料亭などでの経験豊富なシェフが提供しているため、高い品質とクオリティーが人気です。
そんなANAケータリングサービスの業務は以下のとおりです。

テーマに合った食材調理とメニュー考案

ユネスコの無形文化財に登録された後から、海外の人からの和食人気が注目されています。
世界の方に懐石をきちんと伝えるために、工夫して調理指導と積極的な展開をしています。
洋食では地域食材の良さを活かせる調理に取り組み、魅力を発信しているのです。

新規計画

羽田空港や成田空港に乗り入れている海外航空会社へ、機内食の提供や今までのノウハウを活かした食事の開発をしています。
冷凍パンやフリーズドライ技術の開発、新たな商材などを求めます。

求人について

ANAケータリングサービスは、東京都大田区に本社を構える会社です。
求人情報に関してですが、現在管理栄養士を募集する求人は見つかりませんでした。
しかし、機内食の盛り付けを中心とした求人はありました(2023年4月現在)。
ここでは求人内容を簡単に紹介していきます。

職種:機内盛り付けスタッフ(正社員)
仕事内容:機内食の盛り付け工程においての管理業務
就業時間:1ヶ月単位の変形労働時間制(週平均40時間以内)
休暇:月8〜10日(シフトによる)
福利厚生:社会保険、財形貯蓄制度、資格取得支援制度、介護休暇制度、育児休暇医制度、ANAグループ社員優待搭乗制度など

機内食

今回は、管理栄養士の求人が多い職種や、羽田空港で管理栄養士の資格を活かす方法などを紹介してきました。
食のスペシャリストである管理栄養士は、バランスの整った食事の提供に加えて、旬の食材を上手に調理する方法など、食に関して豊富な知識を持っています。
そのため、給食を提供する環境以外でも資格を活かして働けるでしょう。

残念ながら羽田空港で管理栄養士の求人は見つけられませんでしたが、関連する航空会社では機内食に関係した仕事があります。
この記事を参考に、管理栄養士としての働き方や求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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