ファスティングは管理栄養士による指導を受けるべき

管理栄養士 ファスティング

ダイエットがしたい、体質を変えたいなどの理由からファスティングを始めようと検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ファスティングを始める理由には人それぞれ様々な理由が挙げられるかと思いますが、ファスティングを自分一人で始めると失敗してしまう可能性もあるでしょう。

そのため、ファスティングは管理栄養士による指導を受けるべきだと言えます。
今回は、ファスティングは自分一人でやるよりもなぜ管理栄養士による指導を取り入れるべきなのか、ご紹介していきます。

 

ファスティングは一人でもできる?

基本的にファスティングは一人でもできるものです。

しかし、きちんと効果が見えるファスティングを行うためには正しいやり方や知識が必要となります。
まずはファスティングを行うための知識を把握しておきましょう。

ファスティングカウンセラー

3つのステップで構成される

ファスティングは3つのステップから成り立っています。

このステップを段階ごとに行っていかないと体が付いていかず、あまり効果が見られなかったり、逆効果となって表れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

ファスティングを行うためのステップにはどのようなものがあるのでしょう?

準備期

準備期は、普段の食生活からファスティングに移行するための準備段階を指します。
この行程は非常に重要であり、体を慣れさせるために必要不可欠なものです。

この時の食事はなるべく和食を心がけるようにしましょう。

 

準備期の食事では、水を2リットル、朝・昼・夕方・夜に分けて飲んでいきます
そして食事は昼と夜(できれば20時までに終わらせる)に食べます。

よく噛んで食べることで、消化吸収を促進し酵素の浪費を防ぎましょう。

ファスティング期

ファスティング期は食事の代わりにビタミン・ミネラルなども豊富に含まれた酵素ドリンクを飲んでいきます。
食事の代わりに酵素ドリンクを飲むことで、内臓を休ませたり体内に溜まっていた有害物質などの排泄を促したりします。

 

新陳代謝や体内循環を高めるために、入浴で体をしっかり温め、睡眠時間も7~8時間程度確保します。

ファスティングというと食事を食べなければそれでいいと勘違いされてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、実際にはそれだけではなく生活習慣自体も変える必要があるのです。

 

復食期

ファスティング期間が終わったら、復食期に入ります。

ここで気を付けなくてはならないのが、すぐにいつもの食事に戻してしまわないようにすることです。

ファスティング期間中、胃腸は休んだ状態になっているためそこにいつもの高脂質・高タンパクの食事を取ってしまうと体調不良を引き起こしたり、リバウンドにつながってしまう可能性があります。

ファスティング期を終えたらまずは重湯からとり、次にお粥や具のないお味噌汁、その後から野菜を中心としたおかずとお粥などを取り入れるようにしましょう。

そうすることで、内臓の機能を少しずつ取り戻していくことができます。

 

ファスティングが失敗しやすい理由

上記の3つのステップによってファスティングが行えるのですが、中には失敗してしまう人もいます。
なぜ失敗してしまうのでしょうか?

準備期を作らず、すぐにファスティング期に入ってしまった

準備期を作らないと突然のことに体が反応できなくなってしまい、体調不良に陥ったり、場合によっては体が痩せないように脳が指令を出して痩せにくい体になってしまうこともあります。

ファスティングを行う際は準備期を経てから行うようにしましょう。

自分の生活や体質に合わない期間でやってしまった

ファスティングには比較的長めの期間で行うことと、週末を利用して行うことなど、期間を変えて実践することもできます。

しかし、生活や体質に合わない期間を設定してしまうと、やはり体調不良に陥ってしまう可能性もあるでしょう。
そのため、自分の生活や体質に合わせてファスティングを行うことが大切です。

まずは1日~2日程度の短期間で行い、徐々に慣れてきたら期間を延ばしてみると良いでしょう。

ファスティング後、ドカ食いしてしまった

何も食べないでいるとその反動から復食期にたくさんドカ食いしてしまう方もいます。

しかし、ドカ食いしてしまうと内臓に大きな負担がかかってしまい、リバウンドにつながる可能性が高いため気を付けなくてはなりません。
上記でも述べたように、まずは内臓機能を戻すための回復食をとるようにしましょう。

好転反応があることを知らなかった

好転反応というのはファスティングを行うことによって体の中に溜まっていた毒素が排出される際に体内に変化によって引き起こされる症状です。
例えば頭痛や倦怠感なども好転反応の一つと言えます。

こうした好転反応は体が変わっている証拠であり、ファスティングを止めてしまう必要はありません。

しかし、自己流で行っていると間違ったやり方をしてしまい体調不良に陥ってしまっているんだと思い込んで、ファスティングを中止してしまうこともあるでしょう。

せっかく体が変わり始めているのに途中で止めてしまうことはもったいないです。
ただ、本当に正しいやり方なのか、自分に合ったやり方なのかが分からなければ、続けた方が良いのか判断できない場合もあります。

このような理由からファスティングが失敗につながってしまうケースも多いです。
ファスティングを成功させるためには、やはり正しい知識などを身に付けておく必要があると言えるでしょう。

自己流のファスティングはなぜ危険なのか?

自分に合ったファスティングを行うことは重要ですが、これはあくまでも正しいやり方を考慮した上で自分に合ったファスティング期間を設けることが重要となります。

そのため、インターネットなどから適当に知識を得て行う自己流のファスティングは、自分に合ったファスティングとは言えません。
では、そもそも自己流のファスティングが危険なのはなぜなのでしょうか?

栄養失調になる可能性がある

栄養失調というと、発展途上国などで食べ物がないような状態の時に起こり得るものだというイメージがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は先進国である日本でも栄養失調になる人は多く、しかも若い女性に多く見られているのです。

その原因は、痩せ願望が強いことから食事摂取量が不足してしまうことが挙げられます。

また、ちゃんと食べていてエネルギー自体は不足していなくても偏った食事内容が影響して栄養素不足に陥っているケースもあります。
栄養バランスを考慮しない食事を取ることで、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が不足してしまうのです。

これに加えてファスティングを行えば、より一層栄養不足に陥ってしまい、栄養失調を招く恐れがあるでしょう。
ファスティングとは、決して断食をすることではなく日頃の食生活を見直した上で、健康的に行うことが重要なのです。

過食症・拒食症を招く可能性も

ファスティングをダイエット目的で行う方は多いですが、ファスティングはあくまでも体の中に溜まっている毒素を排出させて体質を変えることが目的となります。

そのため、ファスティングをやっていても体重自体は減らず、期間が足りないのではと思い長期間続けてしまう場合もあるでしょう。

無理やりファスティングを行うことで、自分自身に対するコントロールが効かなくなってしまい、反動から一気に食べすぎてしまったり、それが後悔を生んで逆に食べられなくなってしまったりと、過食症・拒食症につながる可能性があるのです。

ファスティングは健康的に行うからこそ効果がしっかりと表れるものでもあります。
過食症・拒食症を引き起こさないためにも、ダイエットを目的に行わないこと、そして自身の健康を第一に考えて実践することが重要です。

生理不順につながる

間違った自己流のファスティングを行うと、生理不順につながってしまう可能性があります。

生理不順は月経周期が乱れてしまうだけではなくホルモンバランス自体の乱れが影響しているため、これまで以上に生理痛が悪化したり、肌荒れや不妊につながったりする恐れがあります。

ただでさえ生理前はホルモンバランスが乱れやすい状態となっているため、間違った自己流のファスティングを行わないようにしましょう。

自己流のファスティングは単純にリバウンドしてしまうというだけではなく、体にとって様々な悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
そのため、正しいやり方でファスティングを取り入れるべきです。

自己流よりも管理栄養士による指導を!

自己流のファスティングが危険である理由を解説してきましたが、ファスティングという行為自体が悪いわけではなく、正しい知識を持たずに自分なりのやり方でやってしまうことが体に悪影響を及ぼす要因になってしまうと言えます。

では、ファスティングを行う場合、自己流ではなくどんな方法を取り入れれば良いのでしょう?

おすすめは、管理栄養士による指導を受けた上で行うファスティングです。

管理栄養士はいわゆる食事や栄養素のプロであると同時に、人体に関する知識も持ち合わせています。

栄養士との違いがよく分からないという方も多いかと思いますが、栄養士が日常的な食事・栄養管理を行える職業だとした場合、管理栄養士はそれに加えて人体に関する知識なども理解していることから、より詳細に栄養管理が行える資格でもあります。

自己流で行うよりもきちんと正しい知識を持つ管理栄養士から指導してもらった方が、正しいやり方でファスティングが行えますし、何より失敗しにくくなり効果もしっかりと表れやすくなるでしょう。

管理栄養士による指導が失敗しにくいのは、単純に正しいやり方を教えてもらえるというだけではなく、一人ひとりの生活習慣に合う方法を始動してもらえるという点が挙げられます。

管理栄養士はいわば栄養指導のプロでもあります。

一人ひとりのライフスタイルや食習慣などを考慮した上で栄養指導することがほとんどです。

例えば病院などで栄養指導が行われる際も、自炊する人に対しては詳しいメニューや献立の立て方なども教えることがありますが、料理をしない人に対してそのような指導をしても意味がないので、コンビニやスーパーなどでお弁当を購入する時の選び方などを教えることがあります。

このように、指導を受ける人はそれぞれの環境が異なるため、まずはどういった食生活を送っているのか、生活習慣はどうなのかをカウンセリングで聞き、把握した上でその人に合ったファスティング方法を指導することができるのです。

こうした食生活・生活習慣などは自分でも見直すことは可能ですが、やはり客観的な意見・プロからの意見などは管理栄養士の指導を受けなければ得られません。

管理栄養士による指導を受けるなら、エステプロ・ラボへ

エステプロ・ラボは、銀座・有楽町・青山にあるファスティングサロンです。

エステプロ・ラボで働くスタッフは管理栄養士、もしくはファスティングに関する専門資格者なので、正しく一人ひとりに合ったファスティングを取り入れることができます。

管理栄養士による指導を受けて、正しいファスティングを行いたいという方は、エステプロ・ラボでカウンセリングを行ってみてはいかがでしょうか?

エステプロ・ラボの魅力

エステプロ・ラボの魅力は管理栄養士や専門資格を有するプロのカウンセラーによるファスティング指導だけではありません。

例えば、体の老化にもつながってしまう「糖化」の測定や筋肉量・脂肪量など体組成の計測、血流や毛細血管の状態観測、食リスク分析など、幅広い分析・検査項目が用意されているので、自身の体について今一度見直すことができます。

これは、ダイエットだけではなく健康や体の内側から美しさを取り戻していくために知っておく必要があります。
こうした分析・検査を行った上で、その人に合うファスティングを指導してもらえるのです。

また、ファスティングで取り入れる酵素ドリンクにも強いこだわりを持っています。

例えば、原料の鮮度や産地にこだわり、純国産植物で作られていたり、植物乳酸菌を使って自然発酵させることは非常に手間隙がかかる作業なのですが、それでも体に良いものを提供するためにこだわっている部分でもあります。

第三者分析機関による各種試験も実施しており、高品質であると認められている酵素ドリンクです。

自己流よりもファスティングは管理栄養士による指導を受けるべきであることをご紹介してきました。
エステプロ・ラボでは、気軽に管理栄養士や専門資格者によるカウンセリングを受けることができるので、正しくファスティングを行いたいという方は、ぜひエステプロ・ラボで相談してみましょう。

コメントは利用できません。

求人採用のエントリーはこちら

求人採用/エントリー