管理栄養士のキャリアアップに役立つ資格とスキル

キャリアアップ

管理栄養士として働いている人の中には、キャリアアップを目指している人もいます。
しかし、「どういった知識を身に付ければいいのか」、「どんな資格が有効なのか」と疑問に感じている人もいるでしょう。

そこで、管理栄養士の資格を持っている人がキャリアアップを目指す方法や役立つ資格について解説していきます。
資格を取得するメリットもご紹介していくので、昇進や昇格、転職を検討している人はぜひ参考にしてください。

管理栄養士がキャリアアップを目指す方法

管理栄養士の資格を活かしたキャリアアップを目指すなら、スキルアップを図りましょう。
どんなスキルが役立つのかご説明します。

コスト感覚を持つ

コスト
「コスト削減」を意識する企業は多いです。
管理栄養士が働く福祉施設や学校、病院などでも一般企業のようにコストを意識した働きが重要視されるようになりました。

栄養バランスの良い食事を提供することが管理栄養士の仕事でもありますが、日常的な業務においていかに「余分な経費や時間を削減できるか」を考えられる力がなければ、企業にとって利益を与える人物にはなれません。
例えば、以下のような項目を意識してみましょう。

・廃棄ロスが多くなるような食材の切り方をしていないか
・水道を出しっぱなしにしていないか
・1人でも足りる内容の仕事に2人のシフトを組んでいないか

コスト意識のある人材であればビジネス的な感覚を持っているため、企業から高評価を得やすいです。

ビジネスマナーを身に付ける

ビジネスマナー
お客様を相手にする仕事や他の企業との関わりがある職種の場合、ビジネスマナーの習得は必須です。

Point

管理栄養士の仕事となると献立の作成や調理がメインの場合が多いため、ビジネスマナーが備わっていない人もいます。
しかし、近年は管理栄養士が活躍する場が増えてきました。
その中には接客を行う仕事もあるため、キャリアアップのために転職をしようと考えてもビジネスマナーが備わっていなければ苦労や課題も多くなってしまいます。

名刺交換や電話応対など、基本的なビジネスマナーの習得からキャリアアップを目指していきましょう。
書籍を参考に勉強するほか、ビジネスマナー検定を受けるなど、身に付ける方法は様々です。
特に、転職を検討している人はビジネスマナーを習得すれば、活躍の場をより増やすことにつながります。

最新情報を把握する

資格の更新があれば、更新するたびに新しい情報・知識を身に付けられます。
しかし、管理栄養士は資格の更新がないため、自ら学ぶ積極性がなければ新しい知識を習得できません。
栄養学は日々進歩しています。
アレルギーに関する知識を理解していなければ、お客様に対して間違った情報を広め、重大なトラブルを引き越してしまう危険性があります。

常に新しい情報を理解していれば、最新の栄養学に基づいた提案ができ、お客様だけではなくスタッフからの信頼も得やすいです。
日々、学ぶ意識を持ち続けましょう。

IT系スキルを身に付ける

ITスキル
ITの発展によって情報システムを活用する職場は非常に多くなっています。
管理栄養士として働く人たちの中にも、ExcelやWord、PowerPointなどを使用して仕事する機会を持つ人もいるはずです。
求人情報を見てみると、応募資格に「Excel・Wordの基本操作ができる方」といった条件が記載されているのを見た経験がある人もいるでしょう。

現代では、どんな現場でも基本的なITの活用は欠かせません。
「パソコンが使えない」、「基本操作しかわからない」といった人であれば、活躍するフィールドを広げるためにもIT系スキルの習得にチャレンジしてみてください。

専門性を高める

栄養学といってもその種類は豊富です。
全ての知識を覚えれば企業に貢献できると考える人もいますが、浅い知識しか習得できなければ貢献できません。
浅く広くではなく、スポーツ栄養学や食物アレルギーなど、特定の分野に関するより深い知識を学べば専門性の高い管理栄養士として活躍できる場が広がります。
書籍を参考にするほか、セミナーへの参加も検討し、栄養学の中でも興味のある知識を身に付けてキャリアアップを目指してみましょう。

管理栄養士がスキルアップにつながる資格

管理栄養士の資格を持つ人がキャリアアップするためには、追加での資格取得もおすすめです。
専門的な知識を習得できれば、さらなるステップアップが望めます。
役立つ資格をご紹介しましょう。

資格

栄養経営士

栄養管理チームにおいて、栄養管理以外にも経営やマネジメントといった専門的な知識を持っていることを証明できる資格です。
人事評価能力や目標設定能力、現状分析、評価能力が必要です。

公認スポーツ栄養士

スポーツ分野でも管理栄養の需要は高まっています。
公認スポーツ栄養士は、スポーツの現場において、競技者の栄養や食事に関する自己管理能力をアップさせるための栄養教育や食環境の整備などを実施します。
その対象はトップアスリートだけではなく、学生や子ども、スポーツを趣味にしている人など様々です。

サプリメントアドバイザー

健康補助食品であるサプリメントに関するアドバイスができる人物がサプリメントアドバイザーです。
栄養を補うことを目的にサプリメントを摂取する人は増えています。
食事や栄養に関するアドバイスができる管理栄養士が、サプリメントアドバイザーの資格を取得すれば、より効果的なサポートができると考えられます。

ウェルネス栄養指導士

栄養素の働きを理解し、体に関する悩みや症状と栄養を紐づけながら、健康に導くための知識をもとにアドバイスや提案ができることを証明できる資格です。
人によって体に関する悩みには違いがあるので、その悩み別に摂取すべき栄養素を的確に教えられます。

この他にも、健康運動指導士やフードコーディネーター、在宅訪問管理栄養士、公認腸活発酵スペシャリストなど、様々な資格が管理栄養士のキャリアアップに活かせます。
自分の得意分野や職種、希望の転職先に合わせて資格取得を目指してみましょう。

資格取得でスキルアップを目指すメリットとは?

管理栄養士がキャリアアップを目指すため、資格を取得するのは有効な手段です。
しかし、資格を得るためには勉強をする時間、資格を受験するお金を準備する必要があります。
「時間やお金をかけてまで資格を取得することに本当に意味があるのか」と疑問に感じてしまう人もいるはずです。
そこで、資格取得をしてスキルアップを図るメリットを解説していきます。

転職をしなくても活躍できる

これまでと同じ企業でキャリアアップを目指す場合、評価をしてもらえなければキャリアアップは難しい。
しかし、取得している資格が増えれば発言の信頼性もアップするため、意見や提案が通りやすくなる傾向にあります。
携われる業務も増えるので、キャリアアップにつながる可能性は十分にあります。

また、部下がつけば部下を育成する能力、マネジメントをする能力も自然と身に付いていくので、より企業に貢献できる人物へと成長できます。
転職となると、転職先の企業を探す時間や面接対策をする時間など、より必要な時間が増えていきます。
資格取得のための学びと並行して転職対策もするとなれば、精神的にも体力的にも苦労を伴います。
転職をせずとも活躍できるよう、一度新たな資格取得を検討してみてください。

転職にも有効

転職
「今働いている企業にメリットを感じられない」、「より働きやすい会社に転職したい」と考えている人にも資格取得は有効です。
管理栄養士と聞くと、病院や保育園、小学校や福祉施設が主な対象でした。
しかし、現在ではドラッグストアや食品メーカー、スポーツクラブやエステサロンなど、様々な分野で管理栄養士のニーズが高まっています。

Point

特に美容業界では、体の内側から健康と美容を保てる栄養学を取り入れる動きが活発で、管理栄養士を求めている企業も増えてきています。

希望する企業に見合う資格を取得できれば、企業にとって貢献してくれる人物だと認識されるため、印象に残りやすいです。
興味のある資格を取得できれば、自分のスキルに合った職場も見つけやすくなります。
好きな仕事を手にするためにも、スキルアップのための資格取得を検討してみてください。

まとめ

管理栄養士がキャリアアップを目指すには努力が必要です。
最新の情報、正しい情報を手に入れるだけではなく、活躍できるフィールドを広げるためにもビジネスマナーやコスト感覚を身に付けることは有効です。

資格を取得できれば、今いる企業でのキャリアアップだけではなく転職にも効果的です。
キャリアアップをして、より人生を充実させるためにも、必要な知識を考え習得を目指していきましょう。

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