【管理栄養士の求人】カウンセリング職で働くためのポイント

管理栄養士 カウンセリング 求人

管理栄養士になるためには、病気を持つ人や今は健康でも将来的に病気になり得る人に対して栄養カウンセリングにおける知識・技術を身に付けなくてはなりません。
栄養カウンセリングとは具体的にどういったことを行うのでしょうか?

また、栄養カウンセリングをメインとする求人はあるのでしょうか?
今回は、管理栄養士が栄養カウンセリングを中心に働くために知っておきたいポイントをご紹介していきます。

栄養カウンセリングとは?

そもそも栄養カウンセリングがどういったものかご存知でしょうか?
人間は様々な思い・問題を抱えながら生きています。

管理栄養士 仕事 種類
心理学におけるカウンセリングはその問題や心の悩みを解決するためのサポートを目的に、面談することを言います。
面談と言っても堅苦しいものではなく、和やかな雰囲気で行われ、コミュニケーションを取りながら詳しい話を聞き、どうすれば良いのかをアドバイスしていく形が多いです。

カウンセリングは基本的に精神医療で取り入れられているものですが、管理栄養士も「栄養カウンセリング」という形で実施しています。
栄養カウンセリングでは、病気の治療や予防の上で欠かせない食生活の問題を解決するために管理栄養士がサポートするものです。

一般的なカウンセリングと異なるのは、栄養カウンセリングでは食生活の問題を中心としている点が挙げられます。
また、一般的なカウンセリングよりも栄養カウンセリングの方が教育的役割が大きく、何が悪いのか、どう直せばいいのかを伝えながら行動変容できるようにサポートしていきます。

栄養カウンセリングに用いられる基本技術

栄養カウンセリングでは、きちんと患者(クライアント)側がカウンセリングをきっかけに食生活の改善に取り組めるよう、コミュニケーションを取る中で様々な技術を用いていきます。
具体的にどんな技術を用いているのか、特に重要な3つの技術をご紹介していきましょう。

受容


受容とは、その人や思いをそのまま受け入れることを指します。
この時、否定的な感情を抱いてはいけません。
あくまでも肯定的に受け入れることが大切です。

例えば、いくら栄養カウンセリングが教育的役割があるからと言って、相手の話も聞かずに「ここは改善した方が良い」と説得してもクライアント側から信頼されていない状態なので、説得も受け入れてもらえません。

自分のことを受け入れてくれているとクライアント側も気付けば、心を開いて詳しく話をしてくれたり、管理栄養士の意見も聞いてくれるようになるでしょう。
受容はわざわざ相手に「受け入れているよ」と言うものではなく、行動で示していきます。

例えばクライアントが話している間に相槌を打ったり、クライアントの言葉を繰り返したりすることで、クライアント側が受け入れられていると感じられるのです。

傾聴

傾聴とは、クライアントの話を熱心に聴くことを指します。
ただ話を聞くだけではなく、話を聴いて理解しなくては傾聴できているとは言えません。

クライアントが話す内容をまとめながら整理していくと、話しているクライアントも客観的に自分の意見を見ることができるのですが、実は管理栄養士が話をまとめて理解できるようにしているのです。

共感


共感は受容と似ている部分がありますが、クライアントの現状や環境、言葉、思っていることの理解を目指す姿勢を指します。
共感するということはクライアントの話を聞きながら相槌を打ち、全て受け入れていきます。

自分の意見を押し付けることもせず、クライアントの現状や気持ちなどを理解しながら共感していくのです。

このように、栄養カウンセリングでは様々な技術を用いながらクライアントから話を聴き、改善策を提案していきます。
栄養カウンセリングはクライアントが抱える問題を解決するために、重要な役割を果たしているのです。

栄養カウンセリングが行われている業界・職場

栄養カウンセリングというと病院で行うイメージがありますが、実は様々な業界や職場で用いられています。
具体的にどういった業界・職場で栄養カウンセリングが行われているのでしょうか?

医療業界(病院やクリニックなど)

美容クリニック
栄養カウンセリングと聞くと、病院で管理栄養士から受ける栄養カウンセリングを思い浮かべる方も多いでしょう。
病院で行われている栄養カウンセリングは、病気を治療中の人や病気になるかもしれない人が改善・予防を目指して行うためのものです。

特に、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を改善するために栄養カウンセリングが実施される傾向にあります。
これは、生活習慣病は運動や睡眠、そして食生活が大きく影響しているためです。

クライアントの現在の食生活を確認し、問題となる部分の改善を目指していくことで、これ以上病気が悪化しないように、発症しないようにすることが医療業界における栄養カウンセリングの目的になります。

スポーツ業界(ジムなど)

近年、スポーツ業界にも管理栄養士が働けるような場所が増えてきています。
例えば、スポーツジムでは管理栄養士として効率良く筋肉を鍛えられる食事のアドバイスや、カロリーの計算方法、どんな栄養素を摂取した方が良いのか、などを詳しくジム会員に指導しています。

複数のジム会員にセミナーのような形で指導することもあれば、会員一人ひとりと栄養カウンセリングを実施する場合もあるのです。


栄養カウンセリングでは医療業界とは別にほぼ全員が健常者なので、目的は「筋肉を付けやすくすること」や「ダイエット」になります。
また、場合によってはアスリートを専門的に支える管理栄養士も存在しており、アスリートに対して栄養カウンセリングを実施していきます。

自治体(保健所や保健センター)

自治体にはそれぞれ保健所や保健センターがあり、そこで栄養士や管理栄養士が在籍しています。
保健所や保健センターでは地域住民の健康をサポートする取り組みを実施しています。

高齢者
管理栄養士はその中で母子や乳幼児、成人、高齢者とそれぞれのライフステージに合わせた栄養カウンセリングや栄養指導を実施しているのです。
ただ、自治体で行われるものの多くは一人ひとりを対象に実施するものではなく、イベントを開催して食事や栄養に関する意識を高めてもらうことを目的としているため、1人に対してよりも集団に対して栄養指導を行うことが多く見られます。

美容業界(エステサロンなど)

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あまり管理栄養士と美容業界が結び付かないという方も多いかと思いますが、近年はエステサロンなどでも管理栄養士を雇用するところが増えてきています。
「インナービューティー」がトレンドであり、体の外側だけでなく内側から美しさを引き出せるようにしているのです。

美容業界で管理栄養士として働く場合、栄養カウンセリングをメインとした仕事内容になっていきます。
顧客から現在の食事内容や生活習慣を聞き、美しさを維持するために必要なアドバイスや改善した方が良い点を管理栄養士から提案していきます。

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また、美肌につながる栄養素なども紹介していきます。
例えばビタミンCは強い抗酸化作用を持っており、メラニンの増加を招く余分な活性酸素を除去する役割を果たします。

しかしながら、ビタミンCを摂取するためにはいくつか注意しなくてはならない点もあるのです。
加熱するとビタミンCが壊れてしまい本来の効果が発揮されない場合があります。
また、ビタミンCを豊富に含む柑橘類を美肌のために摂取したとしても、朝から昼にかけて柑橘類が持つソラレンという成分が作用し、より紫外線の影響を受けやすくなると言われています。

そのため、ビタミンCを柑橘類から摂取したい場合は夜に食べた方が良いでしょう。
このように、ただ美肌につながる栄養素を紹介するだけでなく、何に注意すべきかも提案していきます。

美容業界で栄養カウンセラーとして働く

上記でご紹介したように栄養カウンセリングを実施する業界は多いですが、特に近年注目されているのは「美容業界」です。
これまでは管理栄養士が働く職場として注目されていなかったのですが、インナービューティーがトレンドに入ったことで就職先として挙がるようになってきました。

実際に、美容業界で栄養カウンセラーとして働く場合、管理栄養士以外の資格は必要でしょうか?
また、給料や福利厚生などはどのようになっているのでしょうか?
各エステサロンによって給料や福利厚生は異なるものの、目安をご紹介していきましょう。

管理栄養士以外の資格は必要か?

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美容業界で働く場合に管理栄養士以外の資格は必要かという疑問ですが、結論から言えば特に資格は必要ありません。
そもそも管理栄養士という資格自体が国家資格であり、取得難易度の高い資格です。

そのため、管理栄養士の資格だけでも豊富な知識と技術を身に付けている証になります。
また、取得していなくても問題ありませんが、もしエステサロンで施術も担当したいということであれば、民間のエステ資格を取得しておくと良いでしょう。

給料や福利厚生の目安は?

新卒

あくまでも目安に過ぎませんが、大体20万円~30万円が月給です。
場合によっては40万円程度まで給料がアップすることもあるようですが、平均的には20万円以上と考えておきましょう。

福利厚生に関しては、社会保険・労働保険以外にも、手当が付くことがあります。
特に管理栄養士なら管理栄養士手当が毎月付与される場合もあるでしょう。
また、自社製品を取り扱っているサロンなら通常価格よりも安く手に入る特別制度が設けられていることがあります。

賞与や昇級ですが、サロンによってある場合とない場合があります。特に昇級は小さいサロンだとなかなか用意されていない場合が多いでしょう。
栄養カウンセラーでキャリアアップを狙っていきたい場合は、大手企業が運営しているようなサロンやインナービューティー専門のサロンに就職してみましょう。

栄養カウンセリングの仕事に就くなら「エステプロ・ラボ」がおすすめ!

美容インストラクター 求人

栄養カウンセリングをメインに仕事をしたいという方は、美容業界がおすすめですが、美容業界の中でもおすすめしたいサロンがあります。
それは、「エステプロ・ラボ」です。

エステプロ・ラボとは、2002年に設立され、エステティックサロンやフィットネスクラブ向けの健康食品・化粧品の企画開発・卸販売を手掛けている株式会社プロラボホールディングスが運営するエステサロンです。

一般的なエステサロンとは異なり、エステプロ・ラボはインナービューティーサロンとなります。
具体的にどのようなことを行っているかと言うと、例えば食事指導だけでなくサプリメント指導、さらにファスティング指導を軸とした栄養カウンセリングを実施しています。


管理栄養士が活躍しやすい仕事内容だと言えるでしょう。

エステプロ・ラボは現在、東京・神奈川・大阪・福岡に6店舗展開しています。
どのような店舗か特徴をご紹介していきましょう。

エステプロ・ラボ 青山

エステプロ・ラボ 青山は、2015年7月にオープンしたインナービューティーサロンの第1号店です。
東京メトロ銀座線の外苑前駅から徒歩6分の距離にあります。

青山
年中無休で営業しているのはもちろん、平日・土曜日は20時までオープンしているので、仕事終わりに利用することも可能です。

エステプロ・ラボ 銀座


エステプロ・ラボ銀座店は、三越銀座裏手にある松屋通りに2017年オープンされた店舗です。
1階にはスムージーやハーブティーといったテイクアウト商品の販売を行っており、その奥ではカウンセリングスペースが設けられ、栄養カウンセリングを実施します。
2階にもカウンセリングスペースが設けられていて、ここでは美容セミナーを開催することもあるそうです。

エステプロ・ラボ 銀座Ⅱ(有楽町マルイ)


有楽町マルイの5階に2017年11月オープンしたエステプロ・ラボ 銀座Ⅱは、マルイの中に立地しているということで、例えば買い物に来たついでに立ち寄り、栄養カウンセリングが受けやすい店舗となっています。

エステプロ・ラボ 横浜

横浜
2018年、モザイクモール港北2階にオープンしたエステプロ・ラボ 横浜は、栄養カウンセリングはもちろん、糖化測定や体組成測定、DNA測定なども実施しているサロンです。
さらに水素吸入専用の個室スペースも完備されており、周囲の目を気にせずくつろげます。

エステプロ・ラボ 天神


エステプロ・ラボ 天神は、福岡天神地下街の東6番街に2018年オープンしました。
栄養カウンセリングを行った後は、酵素ドリンクを配合したクレンズドリンクをテイクアウトすることができます。

エステプロ・ラボ 難波


エステプロ・ラボ 難波は、2019年6月にオープンしたばかりの店舗で、エディオンなんば本店の4階に位置しています。
周辺にはなんばマルイや高島屋などもあるため、買い物ついでに立ち寄りやすい店舗です。

管理栄養士の資格を活かすために、カウンセリングで一人ひとりの食生活を改善させ、健康的な日々を過ごしてもらいたいと考える方は多いでしょう。
しかし、なかなか栄養カウンセリングがメインの求人は少ないものです。

もし栄養カウンセリングをメインに働きたいのであれば、美容業界に就職・転職してみましょう。
中でも、インナービューティーサロン「エステプロ・ラボ」は管理栄養士の知識を存分に活用しながら、多くの人の美容を支えることができます。
ぜひ栄養カウンセリングを仕事にしたい方は、エステプロ・ラボでの就職・転職も検討してみましょう。

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