管理栄養士の資格を活かして、
チームとして美容・健康に携われる楽しさがここにある!
管理栄養士阿部 穂乃香:26歳
管理栄養士を目指したきっかけ
子供のころからアトピー体質で、幼少期は卵、牛乳、甲殻類などかなりの食材が食べられませんでした。そのため母親は、毎日食事を作るのがとても大変だったようです。
今でも残念ですが、基本的に甲殻類は食べれません。
…ただ、蟹や海老のおいしさをすでに知ってしまったので、翌日に仕事や予定が何もない日には実は時々食べています。
勿論、食べた後は顔が真っ赤になって大変なのですが、それでもやっぱりおいしさの誘惑には勝てなくて…(笑)
なんてすいません、ただ、アトピー体質のために子供の頃から食事には人一倍関心を持っており、小学校の時にいろいろな職業が紹介されている「職業ガイド」のような本を授業で読んだ時に「管理栄養士」という仕事があることを知りました。
それまではパティシエなど料理人になることを考えていたのですが、管理栄養士という仕事を知ったときに、まさに私がやるべき仕事はこれだ!と思いましたね。
私のようなアトピーの方々にも、この仕事ならきっと役立つことができると思い、小学校時代からずっとその後は管理栄養士になろうと夢見て大人になりました。
実際に大学は、もちろん管理栄養士の資格が取得できる学科に進みました。
4年間で栄養学に関する様々な知識を学び、さぁ、いざ就職活動だ!となった際に、蓋を開けてみたら、ずっと興味を持っていた病院や施設での栄養指導の仕事がほとんどないことに気づきました。
私も勉強不足だったのですが(笑)、当時は給食センターのような委託施設からの求人が多かった気がします。
管理栄養士として少しやりたい方向と違うかなと思ったため、実習でお世話になった保育園にそのまま就職することにしました。
一番やりたい道ではなかったものの、経験を積むことはもちろん大事だと思っていましたので、もちろんやる気は満々です。
こうして保育園の管理栄養士として私の社会人経験がスタートしました。
エステプロ・ラボサロンへ就職してみて
実際に働いてみての最初の感想は、「実際の管理栄養士って、大学の授業とは全然違う!!」ということでしたね。毎日が勉強の連続でした。
例えばですが、「子供か大人か?」「健康な方か、体調が優れない方か?」など、対象者が異なると管理栄養士として作る献立はもちろん留意すべき点も全く異なります。
特に保育園の場合は、管理栄養士として担任はもちろん親御様との会話も大切でした。
お子さま一人ひとりで味や食事への志向が異なる上に、ご家庭での食へ対する考え方も異なります。
そのため「普段主食はどうしているのか?」「味付けはどんな感じか?」「ボリュームは一般的な量で大丈夫か?」といった一人ひとりにあわせてカスタマイズすることが求められました。
さらに、お子さんによって「食」に対する意識が全く異なります。
食事の時間が楽しいというお子さんもいますが、食事の時間が楽しくないというお子さんもいます。
そういったお子さんに対して無理に食事を食べさせてはマイナス効果です。
「食事は楽しいんだよ!」と思っていただけるように、私たち管理栄養士が率先して楽しい食事の場作りをするように気を付けました。
それと、私が勤務していた保育園は、0歳児から就学前のお子さんまで幅広い年齢層のお子さんがいらっしゃったので、それぞれの成長度にあわせた食の指導をするという点も勉強になりました。
言葉の意味を理解できる年齢のお子さんに対しては、希望通りの食事を提供するだけではなく、例えば野菜を食べないといけない理由といった「食事の意味」を伝えてくなど、管理栄養士として食生活の面から子供の成長をサポートするということができたのがとてもやりがいがありました。
管理栄養士として私がしたかったことがココにありました!
転職を考えた理由
3年間保育園で管理栄養士として勤務して、仕事へ対する充実度も上がっていたのですが、一通り任せてもらえるようになったところで更なるステップアップを行いたいと思うようになりました。
ネットなどで転職情報を色々とみている中で、エステティックや美容関連の会社でも管理栄養士の資格を求めているところがあることに気づきました。
病院や老人ホームでの栄養指導も興味はあったのですが、保育園での栄養指導に携わり、食の面から「子供の成長」に携わることができてとても楽しかったので、次は「美容や健康」といった面で前向きに活動をされている方々をサポートできればと思い、美容関連の会社に転職することを考えました。
エステプロ・ラボに転職したきっかけ
とはいえ、色々と転職情報を見たのですが、なかなか栄養指導がメインの美容スタッフというものはなく、将来的にはエステティシャンの道に進むようなお仕事が多かったです。
「やはり美容系への転職は無理かなー」と半ばあきらめつつ、求人サイトではなくポータルサイトでダイレクトに「美容 管理栄養士」などのワードで検索したときにヒットしたのがプロラボサロン青山のサイトでした。
プロラボ青山のサイトでサロンのコンセプトなどを読んだときに、
「なんだここは!?これって私がやりたかったことじゃない!?」
と本当に衝撃を受けました。
求人では管理栄養士としてお客様を美容・健康面からアドバイスする仕事だと記載があり、まさにこれだと思い、急いで逆引き的に求人サイトでこの会社の求人情報を探しに行き、すぐに応募させていただきました。
今の仕事の楽しさ
当サロンには美容や健康に前向きな方々がより健康になりたいと相談に来られます。
そこで食事はもちろん普段の生活習慣などをヒアリングさせていただき、管理栄養士としてその方にあった形で食事や栄養食品などの提案をしています。
提案内容に決まった形はないので、その人の生活習慣にあった内容で無理のない提案ができます。
また実際に私が提案したアドバイスに沿って食生活の改善等を実践されたお客様が再び来店して下さり、「こんな風に変わった!」とご報告してくださるので、自分の行っていることがお客様のお役に立てていると間近で感じることができ、ますます勉強しようという気持ちにもなり、とてもやりがいがあります。
ちなみに大学では「適切なカロリー摂取」という点に重きを置いた栄養学をメインで学びましたが、今、現場では「酵素栄養学」という新しい知識をもとに食事や栄養の提案を行っています。
正直、最初に酵素栄養学を知ったときは、大学で学んだこととかなり違っており、この内容で提案できるかなと少し戸惑いました。
そもそも酵素栄養学ではカロリー調整の前にまずは「腸内環境」を整えることを主軸にしており、授業では考えられなかったのですが、朝食も無理に食べなくてもよいという考え方です。
さらに、腸を休ませる意味で酵素ドリンクと水のみで過ごすファスティングを推奨しており、私たちも実際に実践しておりますし、サロンではお客様に無理のない範囲でファスティングなども提案しています。
栄養学と酵素栄養学では、どちらがやりやすいかというのはその人次第だと思うのですが、私自身が酵素栄養学のほうが取り入れやすいなと思ったので、この仕事でも自信をもって提案することができています。
実際にサロンでは、薬を飲まないと毎日お通じが出ないとご相談に来られた女性の方に、腸内環境をよくする方法や実践方法などをお伝えしたところ、数週間後にご来店されて「長年使っていた薬が不要になった!」と笑顔でご来店していただけた際には本当にうれしかったですし、これがこの仕事の醍醐味だと思いましたね。
伝えたいこと
先日大学の同期数人と会った際にたまたま仕事の話になりました。
同期は病院や保育園で管理栄養士として栄養指導をしているメンバーもいましたが、医療期間の受付やサプリ会社など管理栄養士とは異なる職場で働いている人も結構多かったです。
改めて仲間と話をしていて気づいたのが、今、私には職場に仲間がいるということでした。
実は管理栄養士って結構孤独なのです(苦笑)。
一施設に1名いればよい存在ですので、献立等を考えるのも一人ですし、調理師の方や担任の方々と異なる立場で食事の現場をまとめていかないといけないのですが、今、ここでは全員が栄養指導やカウンセリングに携わっているメンバーであり、同じ目線でお客様と接している立場の人間です。
そのため現場での悩みの共有や相談などもとてもしやすいですし、それぞれの成功体験や新しい知識を全員で共有することもできます。
特にプロラボサロンの場合、毎月行ってる研修や勉強会では酵素栄養学の最新情報を学ぶことができます。
さらに多店舗展開しているため、勉強会などでは他店舗の管理栄養士や経験豊富なスタッフとも情報交換ができることができます。これが今までの職場と一番違う点で、とても新鮮ですし、知識向上に役立っていると実感しています。
プロラボサロンには、管理栄養士としての成長はもちろん、カウンセリング力や提案力、さらにチーム力といったスキルも伸ばすことができる環境があると思います。
さらに、私自身も変わりました。
長年赤みや痒みで悩んでいたアトピー肌が、酵素栄養学に基づいたファスティングを数回行ったことで、悩みが全くない肌に生まれ変わることができたのです。
実際に自分で実践して、その効果を体感することができたからこそ、管理栄養士として自信をもってお客様に提案することができる。
…これって言うのは簡単そうに見えますが、実は最高の仕事ではないですか???